子供の頃の記憶が蘇りました。
その日は、スーパーで買ってきたパックのお寿司を、家族でひとりひとパックずつ食べていました。
父は、私がいらないと言ったネタを全て食べ、ほしいと言ったネタをいくらでも私に分けてくれました。
娘にとても甘い父でした。
一方母は、
「駄目!エビは駄目!」と我が子から必死にエビを守っていました。
父が「いいじゃん、あげなよ、エビくらい」と言いましたが、母は「なんで!これは私のエビなのに!」と、ド正論をかましてました。
パックのお寿司を見るたびに、エビを死守する母を思い出します。
そういえば、うちの弟はエビが大の苦手で、どこで飲食していても必ずエビを残します。
そして母は嬉々とした表情で、「じゃあ、お母さんがもらってあげるわ」と食べます。
端から見たら、ウィンウィンなこの光景ですが、私はふと思ったのです。
もしかしたら、母は “そうなるように育てた” かもしれないと。
弟は物心ついたときから、一度もエビを食べていません。(シーフードヌードルのあのエビとは言えないレベルのエビでさえ)
ということは、弟はエビの味が嫌いではないはずです。
もう、エビの存在自体が無理なのです。
つまりは、弟の脳内にはもう、「エビ=無理」という構図が、物心つく前から出来上がっていたのです。
それをいちばん簡単に成し得るのは、誰か・・・そう、それは母です。
例えば、幼少期などに、弟がエビを食べる度に「エビ、まずいね~」などと繰り返し言い聞かせていたかもしれません。
ちなみに母の大好きな蟹も、弟は大嫌いです。
全ては想像でしかありません。
ということで、私は今後もし、育児をすることになったのならば「生ハムまずいね、おいしくないね~」と言って育てることにします。
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結婚記念日なにするか全然思い当たらん、外食も今はまだちょっとなあって感じだし、ケーキはお互いあんま好きじゃないし、プレゼント交換も私専業主婦だから旦那の金で買うことになるし。
— カイマル百貨店🐠顔面晒す? (@ochigadaiji) 2020年6月3日
家でWiiやったり、タコパして、ゴーグル付けて泡風呂で遊ぶ感じのベタな休日になりそう。(未だ現役のWii)
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